前回(第9話)の記事はこちら
- バイクの修理先として正規ディーラーの修理工場に決定した
- ロードサービスのレッカー無料の距離は要注意
- 弁護士に事故翌日に実施したことを報告した
第10話は正規ディーラーの修理工場からバイクの見積もり連絡が来たお話しです。
部品が無くてバイクが修理できないかも!?
バイクは無事に修理工場にレッカー移動完了した!
事故の翌々日である日曜日、バイクの修理工場から電話がきました。
まぴおさんのバイク、修理工場へ搬入されましたよ。
あ、ご連絡ありがとうございます!まずは良かったです!!
ざっくり見た感じですが、確実に修理費10万円は超えてきてしまいますね。
修理費が10万円を超えるので相手加害者の保険会社担当者に実際にバイクを見に来てもらってください。
(ん?10万超えたら、相手の保険会社が事故車を見に来るのかぁ。。。)
わ、わかりました。相手加害者と連絡が付き次第、そのように伝えますね。
このあと部品代だけでいくらかかるか、暫定の見積書を作成しますので、
でき次第メールで送りますね。
ありがとうございます。よろしくお願い致します。
というわけで、まずは自分のバイクが正規ディーラーの修理工場に搬入できて一安心です。
ただ私は良く分からないのですが、
「修理費10万超えると相手保険会社の確認が必要」
なんですかね。この辺の話は弁護士の友人に聞いてみようかな。
えぇ!!私のバイク、もう直らないの!?
夕方、修理工場から再び電話がかかってきました。
まぴおさんのバイク修理に際して必要な部品を検索したんですが・・・。
はい。
メーカーにも、もう部品の在庫が無いものが結構あるんです・・・。
えぇ!?部品が手に入らない、つまり修理できない、ということですか・・・?
交換必須なもので言うと、カウルなどの外装類にかなり欠品がみられます。
さらにヘッドライトの部品もメーカー欠品で入手出来ないのです。
さすがにこれがないと公道は走れないです・・・。
そ、そうですか・・・(泣)。
欠品の部品でも価格が分かるものは、全てピックアップして部品代だけの見積書を作成してお送りしましょうか。
はい・・・。一応、部品代だけの見積書頂けますか・・・。
ガーン。。。。
なんと!私のバイクはメーカー欠品部品多数とのこと!
どうしよう・・・。
このバイクはこれまで10年以上乗り続けていて、この先も一生涯乗るつもりだったのに・・・。
中古部品でもなんでもいいから、メーカー欠品の部品をなにがなんでも集めなければ!
嗚呼、これから毎日ヤフオク等で自分と同じバイクの部品が出品されていないかチェックしまくる毎日か。。。
そんなことを考えていると、修理工場からメールが届きました。
部品代のみの見積り金額は・・・なんと!!
修理工場からのメールには、工賃含めず部品のみでの見積書が添付されていました。
恐る恐る、添付のPDFファイルを開くと・・・。
なんと!
部品代だけで、40万円越え!!!!
見積書の部品リストには、手書きで「×」「△」と記号を追記してあり、意味として、
「×」→ 販売終了。メーカー在庫なし
「△」→ 販売終了。メーカー在庫あり
と手書きで備考が記載されています。
30点以上の要修理部品のうち、約3分の1は「△」マークが。
また、7点の部品は「×」マークが・・・。
「×」の部品に関しては、もうメーカーから新品を購入することができません。
これを見て不安を抱えながら、再度修理工場へ電話します。
メールありがとうございました。暫定のお見積書拝見しました。
備考に書きましたが、販売終了でメーカー在庫が無い部品が多数ありまして・・・。
そうですか・・・。
ただ、このバイクはなんとしてでも修理して乗り続けたいんです。
例えば私がヤフオクなどで中古部品を入手してそれを持参すれば、それを使って修理して頂くことはできますか。
ええ、それは大丈夫です。
暫定見積の部品代40万ちょっとに加えて、別途工賃が掛かってきますよね?
そうですね・・・。
これらの部品がすべて手に入ったと仮定した場合の工賃を含めると・・・
修理の合計金額は、50~60万位かかりそうです。
(ウワァ、結構いくなぁ・・・)そうですか、わかりました。。。
相手加害者の任意保険会社が来られるのを一旦お待ちしますね。
はぁ・・・。
とりあえず、相手加害者の保険会社が修理代を持ってくれるとしても、メーカーにも部品が無いとなると、足りない部品は自分で探さないといけないよなぁ。
中古の部品、みつかるといいんだけど・・・。
第11話に続く。