前回(第26話)の記事はこちら
- 交通事故による怪我であっても健康保険は使える
- 自分の加入する健康保険組合に第三者行為届を申請した
- 既に支払い済みの20割負担分でも、当月分なら返金してもらえた
- 返金された上で健康保険を使って3割負担で精算したもらった
「第22話 弁護士オススメの病院へ!神対応に涙。」においてMRI検査をすることになったと書きました。
今回は、実際にMRI検査に行き、さらに驚愕の検査結果について書きたいと思います。
検査専門の病院でMRI検査
事故から3院目に出会えた神対応病院ですが、通院した初日に先生からMRI検査をしましょう言われたのは第22話で書いた通りです。
一般的に怪我をした場合は、まず骨折していないかを調べるためにレントゲンを撮ることは多いかと思います。
これはよく聞く話ですよね。
交通事故で怪我をすると、むち打ちや頸椎捻挫という症状が発生することも多いとのこと。
事故の衝撃で椎間板が飛び出てしまう、椎間板ヘルニアという症状だそうです。
椎間板ヘルニアというと、腰の部分に関してはよく聞く話で、つらい腰痛の原因になったりするのは知っています。
MRI検査では何が分かるの?
骨折など骨の状態などは、一般にレントゲンと呼ばれるX線画像診断で判明します。
みなさんも自分で撮影した場合や、TVドラマや映画など病院のシーンなどでX線写真をみたことがあるでしょう?
骨以外にも、歯科で歯の状態を観察するのにもX線画像は利用されていますよね?
では、MRI検査はどうなのでしょう。
MRIは強力な磁気を利用して身体の臓器や血管、神経などを撮影することができるそうです。
MRI検査ではX線画像では判断が難しい椎間板ヘルニアなどの症状を可視化することが可能なんだそうです。
実際の検査は・・・?
通院している病院ではX線の設備はありましたが、MRIの設備は無いということです。
そのため、院長先生にMRI検査をやっている専門の病院に紹介状を書いてもらい、そこに行って検査をすることになりました。
MRIの検査は特に準備することなどありません。
私の場合は主に首周辺の検査ですから、食事制限なども特にありませんでした。
(身体の検査部位によっては食事制限など注意事項はあるかもしれませんが・・・)
検査当日に特に準備もなしにMRI検査する病院に行きました。
初めに受付を済ませて、その後先生の問診があります。
特に気になるような内容ではなく、過去の病歴とか体調とかそんなこと聞かれる程度でした。
また、注意事項として入れ墨していないか?とか、金属が体内にないか?(これは骨折して金属プレート入れたり、ピアスしてないか?とかそういう意味)などを聞かれます。
その後時間が来たら検査室に呼ばれて、病院の簡素な検査着に着替えます。
もちろん、時計など金属物はすべて外します。
(メガネは直前までしててもOK)
MRIはバカでかい謎の音がする
眼鏡をはずしたら、MRIの機械に横になります。
頭と首回りを器具でしっかりと固定されます。
MRIは謎のバカでかい音がするのでヘッドホンを着用させられます。
基本はクラシック音楽が流れていますが必要に応じて検査技師からの指示が聞こえてきます。
手にはスイッチを持たされて、何かあったら押して知らせてくれ、と言われます。
また注意事項として、身体は動かさないように!と言われます。
唾をのみ込む動作も控えてくれ、なんて言われます。
そんな事言われると逆に意識しちゃうけど・・・。
ま、そんなこんなで検査開始。
細長い筒状の中に入っていくので閉所恐怖症の人なんか苦手意識があるかも。
台座が自動でゆっくり動いて筒状の中に入っていくと・・・
ビッビッビッビッ!
とか
ガガガガガガガ!
とか
謎の電子音というか工事音というかとにかくバカでかい音がヘッドホン越しに聞こえてきます。
音自体は別にうるさいだけで問題ではないです。
身体の動かさないというのも寝ているだけなので特に問題ないのですが、唾を飲み込まないように意識したせいで逆に唾液がでてくる間隔があり大変でした。
謎のバカでかい音が途切れる瞬間を狙って飲み込むなどしていましたが、結構大変でした。
さて、そんなことを20分くらい我慢してようやく終了です。
MRIの検査費用は?
検査が終われば着替えて受付で待ちます。
一体料金はどの位かかるのでしょう・・・。
第三者行為届を提出して、交通事故でも3割負担なのでそこまで高額ではないはずですが、MRI検査を自費で受けたのは初めて(会社の人間ドックで受けたことはある)なので料金が気になります。
注目の検査費用は・・・
約8,000円弱でした。
3割負担でコレですから、もし仮に20割負担だと・・・
50,000円以上!!!かかる計算に!!
ほんと恐ろしい・・・・。
注目の検査結果は!?
MRI検査をした病院では結果は約一週間後に、通院している病院に直接郵送されるそうです。
ということで、一週間後に通院している院長先生の診察で結果を聞くことになりました。
先生のパソコン画面に何やら人間の首の部分を輪切りにしたような画像が見えます。
先生「ん~、、、椎間板ヘルニアだねぇ。。。」
まぴお「え!?」
先生「この部分が神経でね」
まぴお「ええ・・・。」
先生「飛び出してるコレで神経を圧迫しているのが見えるでしょ。」
まぴお「ウワッ!ここですか!」
なんと、素人目にも頸椎付近の形がゆがんだところで、神経と言われる部分を圧迫しているのが見て取れます!
先生「私も頸椎の椎間板ヘルニアなんだけど、ちょっと長い目でみて治療をしていこうか。」
まぴお「そ、そうなんですか・・・。」
というわけで、
頸椎椎間板ヘルニア
という検査結果でした・・・。ああ・・・。
その日の治療から、首を引っ張る器具での治療がメニューに追加されました・・・。
まとめ
- 交通事故では椎間板ヘルニアになることもあるため検査をした
- 椎間板ヘルニアの検査はMRI検査となる
- 頸椎のMRI検査費用は3割負担で約8,000円
- 検査結果は「頸椎椎間板ヘルニア」であった
- 首を引っ張る治療がメニューに追加された
第28話に続く!!!↓